いつも駒場東大前商店街をご利用いただき誠にありがとうございます。
皆さん、駒場東大前商店街の通りの中ほどにある「英香」という、お食事やお酒が楽しめるお店をご存知ですか?
元魚屋がやっているお店で、新鮮な魚料理をはじめ、自家製コロッケなどホッとするような家庭料理もとても美味しい人気店です。
今回は、そんな「英香」の逸品『ジャパゲッティ』の誕生物語をご紹介いたします。
『ジャパゲッティ』は、うどんで作られたナポリタン です。
モチモチのうどんがナポリタンによく合い、一口食べると、笑顔になって次々と食が進みます。そして、少し経つとまた食べたくなる、癖になる逸品です。
忙しい日々のなかで、“時短”料理として生まれたメニューでした
実は、このメニュー、店主のお子様達がまだ幼かった頃、時短料理として考え出されたものでした。
当時、店主は、お店を切り盛りしながら、育児に家事にと多忙な日々…。
お店が夜8時に終わった後、一息つく間もなく、お子様達のために夜ごはんを作っていたそうです。
ある日、お子様がナポリタンを食べたい!とリクエスト。
“でも、スパゲッティは茹でる時間がけっこう掛かるし、大きなお鍋も出さなくてはならない・・・”
“夜ごはんが出来上がるのが遅くなってしまう・・・”
“お腹を空かせた子ども達に一秒でも早く夜ごはんを食べさせたいのにっ!”
と、その瞬間、店主がひらめいたのが “玉うどん”!!
すでに茹でてあるので、温めるだけで、すぐに調理ができます。
そして実際に作ってみると、お子様達に大好評!!
やがて、お子様達の大好きな料理のひとつとなったそうです。
その後、これをお店でも出してみたら?という話しになり、お店のメニューに加えてみると、これがまた大好評!!!
現在も、「英香」の定番人気メニューとなっています。
『ジャパゲッティ』名前の由来
ところで、このメニューの名前 『ジャパゲッティ』 も店主が考えたのだそうです。
「うどん」で作った「ナポリタン」なので・・・
うどん=日本の食べ物=ジャパン
+
ナポリタン=スパゲッティ
↓ ↓ ↓
ジャパン+スパゲッティ
↓ ↓ ↓
『ジャパゲッティ』
なるほど!『ジャパゲッティ』と聞くと、知っている言葉の雰囲気はあるけどお料理のイメージは・・・???と感じていた方も納得ですね!
実は、複数回ご来店いただいている小泉進次郎先生もその一人。
初めてのご来店時に、「この『ジャパゲッティ』とはどんなお料理ですか?」と店主に質問されたそうです。
そして注文。瞬く間に完食し、とても美味しい!と褒めてくださったそうです。
その後も、ご来店のたびに『ジャパゲッティ』を注文されているそうですよ。
『ジャパゲッティ』は、母が子ども達を想う気持ちから生まれたメニューでした。
まだ『ジャパゲッティ』を食べたことがない方はもちろん、すでに『ジャパゲッティ』が大好きな方も、母の想いの詰まった『ジャパゲッティ』を食べに、ぜひ「英香」にお立ち寄りくださいね。